ペットボトルの臭い対策3ステップ/ プロが教える4つのコツ

お役立ち
本ページはプロモーションが含まれています。
スポンサーリンク

はじめに

夏場になると、キッチンやゴミ箱に放置したペットボトルから嫌な臭いがすることはありませんか?実はペットボトル内部に残ったわずかな飲み残しや湿気が、雑菌繁殖の原因となり、あの独特の酸っぱい臭いを発生させています。さらに臭いだけでなく、飲み残しがあるとリサイクル工程で選別されず、焼却処分されるケースも少なくありません。
本記事では、清掃のプロやリサイクル専門家が実践する臭わないペットボトルの捨て方を徹底解説します。今日から使える簡単テクニックで、臭いストレスから解放されると同時に、資源循環にも貢献しましょう。 

 

 


基本の捨て方 3ステップで臭いを防ぐ

正しいペットボトルの捨て方は、たった3つのステップで完了します。
この基本動作を守るだけで、臭いの80%は防げます。

  1. 完全に飲みきる・残りを捨てる
    まずは中身を完全に飲みきりましょう。飲み残しがある場合、排水口や庭に廃棄します。
    この時点で糖分などの臭い源を除去できます。特に乳飲料やジュースは腐敗が早いので要注意です。

  2. 軽くすすぐ・水切りする
    水道水を少量入れて軽く振り、汚れを落とします。洗剤は不要ですが、油分を含む飲料(コーヒー牛乳など)は少量の食器用洗剤を使うと効果的です。すすぎ後は逆さにして完全に水気を切ります。

  3. ラベルとキャップを外して分別
    キャップはプラスチック素材(PP)、ラベルはプラスチックまたは紙素材で本体とは異なるため、必ず外します。キャップは自治体によって回収BOXがあるので、お住まいの地域の分別ルール(例)を確認しましょう。

リサイクル・プラザJBの専門家によると、キャップを外さないと圧縮効率が40%低下し、運搬時のCO2排出量が増加します。


プロ直伝 臭わないテクニック4選

基本ステップに加え、以下の方法を実践するとさらに効果的です。梅雨時や猛暑日にも有効な方法を厳選しました。

エコな乾燥法で菌繁殖をストップ

すすいだペットボトルは、ふたをせずに風通しの良い場所で半日〜1日乾燥させます。縦に切って広げると乾燥時間が短縮され、臭いの原因である水分を完全に除去できます。バスルームの換気扇前や日当たり良い窓辺が最適です。広げる際はケガしないようハサミの取り扱いに注意してください。

重曹パウダーで消臭&汚れ落とし

コーヒーやスポーツドリンクの着色が気になる場合、少量の重曹(小さじ1/2)と水を入れて振ると、消臭と同時に汚れ落としが可能です。重曹にはアルカリ性による消臭効果微粒子による研磨作用があり、茶渋やにおい成分を分解します。

冷凍庫で急速除菌

すぐに捨てられない場合、すすいだペットボトルを冷凍庫で凍らせると菌の繁殖を完全にストップできます。特に糖分を含む飲料のボトルに有効です。捨てる際は自然解凍してから軽くすすぎましょう。

ペットボトルつぶし器の活用

市販のペットボトル専用つぶし器を使うと、体積を1/4に減らせる上、内部の湿気が逃げやすくなります。LIXILのプレスツールなどはキャップを外したまま圧縮可能で、臭いがこもりにくい設計です。


絶対NGな行為とトラブル対策

臭い対策と同時に、リサイクル施設での事故防止も重要です。以下の行為は危険なので絶対に避けましょう。

リチウム電池の混入が火災の原因に

ペットボトルの中に充電式電池(電子タバコ・小型ファン等)を入れると、圧縮時に発火する危険があります。実際に2024年度だけで全国で37件の収集車火災が発生しており、その6割が電池混入が原因です。電池は必ず指定場所で分別廃棄を。

異物混入でリサイクル不可能に

ストローやタバコの吸い殻紙くずなどが混ざると、素材ごとに溶ける温度が異なるためリサイクル工程で不良品が出ます。特に紙ラベルは高温で燃えるため、リサイクル前の選別工程で除去が
必要です。

汚れが落ちない場合の対処法

どうしても汚れが落ちない場合、無理に資源ごみに出さず、自治体の分別ルールに従い可燃ごみとして廃棄します。2025年4月からの新ルールでは、汚れがひどいプラスチックは「可燃ごみ」扱いとなる自治体が増えています。


最新分別ルールでリサイクル率アップ

2025年4月から全国でプラスチック分別ルールが変更されました。新しい「製品プラスチック」
回収の対象となるのは:

  • 歯ブラシ・ハンガー・CDケースなど100%プラスチック製品

  • 最大辺が30cm未満の小型製品

  • ラップ・保存容器などの日用品8

ただしペットボトルは「製品プラスチック」ではなく「資源ごみ」として別途回収されます。
新ルール下での正しい出し方は:

  • 透明袋にペットボトルのみを入れる

  • キャップ・ラベルは外し本体のみを回収

  • 収集日の朝8時までに指定場所へ(各自治体による)


まとめ

ペットボトルの臭い対策は「完全空け・すすぎ・乾燥」の3ステップが基本です。
特に飲み残しを防ぎ、水気を切ることで雑菌繁殖を抑制できます。2025年4月からの新分別ルールでは、汚れたペットボトルはリサイクル不可となるため、無理に資源ごみに出さず可燃ごみとして処分しましょう。正しい捨て方を実践すれば、臭い問題が解消されるだけでなく、サントリーの水平リサイクルのようにペットボトルが新たな資源として生まれ変わります。
もし大量のペットボトル処分にお困りなら、利根川産業の店舗廃棄物収集サービスの活用も検討
してみてください。小さな心遣いが、ごみ削減ときれいな海の維持につながります。


お客様負担0円!送料無料!宅配買取【エコリング】

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました